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小帯異常

舌小帯異常

舌の下のひだ(舌小帯)が強すぎますと、舌が口の外へ出なかったり、先端がくびれたり、先端が 上あごに付かなかったりして、発音に影響することがあります。
また、著しい場合は哺乳障害を起こします。
この場合は短い舌小帯を切って長くしてやる必要があります。
もう1つの役割として舌の筋肉は、頬や口唇の筋肉などと協調して歯をいい位置に保つ働きがあり、舌は歯を外側に押し出して内側に倒れないようにバランスを保っています。

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術後1ヶ月舌の先端はくびれなくなり、上あごにつくようになる

舌小帯異常による発音への影響について
どんな発音に問題が生じるのですか

舌小帯短縮の程度によって発音への影響は異なります。
まっすぐ舌を前に出した際に、上下歯より内側にある場合は、サ行タ行が発音しにくくなります。
また、舌を前に出しかつ舌の先端が上の歯の裏側につかない場合はラ行に影響が出ます。
影響がほとんどないだろうと考えられるのは、開口させ、舌の先端が上の歯の裏側にようやく付くレベルまでです。

いつ頃までに手術をすると発音への影響が少ないですか

開口して舌を挙上した際に、舌の先端が引き攣れうまく巻けなかったり、上の歯に付かない場合は手術適応と考えられます。
タ行の完成は3歳で、サ行の完成は4-5歳、ラ行は5歳程度と、発達段階があります。
少なくともサ行が完成する4-5歳までには、手術をなさっておくことをお勧めいたします。
明らかに舌小帯短縮が認められるようであれば、発音の悪習慣がつく前の3歳ぐらいです。

上唇小帯異常

上唇小帯とは上唇の中央から歯茎に伸びる筋のことです。
胎生約3ヶ月頃に発生し、生後1歳未満までは、歯の近くに付着しています。
しかし、年齢を重ねるにつれ上あごが発育するため、その付着部位がだんだん上方に移動していきます。
ところが、その付着部位が上方に移動しないケースがまれにあります。
永久歯の真ん中が閉じることができずに離れた状態になることがあります。
治療をすると、写真のように歯の隙間もきれいに閉じていきます。

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